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本ポッドキャストの内容は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
村田製作所(muRata)は京都に本社を置く世界トップクラスの総合電子部品メーカーです。主力製品の積層セラミックコンデンサ(MLCC)は世界シェア約40%を誇ります。 近年の業績は、スマホやPCの在庫調整、AIサーバーの需要増、為替変動(円安)に大きく影響されています。2024年3月期は需要減により売上収益約1兆6,401億円、営業利益2,154億円へと落ち込みました,。しかし、2025年3月期は円安とAI向け需要の牽引で、売上収益約1兆7,433億円、営業利益2,797億円へと回復しました。さらに、直近の2026年3月期は自動車の電動化(xEV)等の成長もあり、売上収益約1兆8,308億円(前期比5.0%増)、営業利益2,818億円(0.8%増)と堅調に推移しています。
営業利益が同0.8%増の微増益にとどまった主な背景には、以下の要因が挙げられます。
- 多額の一時費用(減損損失)の計上 表面波フィルタ製品に係る事業において438億円の「のれんの減損損失」を計上したほか、固定資産の減損45億円や環境対策費用15億円などの一時費用が発生し、利益を大きく圧迫しました。
- 製品価格の値下がりと固定費の増加 製品価格の値下げ影響が年間で約1,050億円のマイナス要因となったことに加え、IT関連投資や人件費の増加によって固定費が膨らみました。
- スマートフォン向け一部部品の低迷 AIサーバーなどデータセンター向けのコンデンサや、モビリティ向けのインダクタ・EMI除去フィルタなどの需要は堅調に拡大しましたが、一方でスマートフォン向けの高周波モジュールや樹脂多層基板は売上が減少しました。
このように複数の大きな減益要因を抱えていましたが、データセンター関連需要の拡大に伴う生産高の増加による操業度益や、円安効果がこれらのマイナス分を吸収したことで、結果として前年比で微増益を確保する着地となりました。
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